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【まとめ】子どもの最適な睡眠時間 [健康]

 筆者には2歳になった子どもがいる。悩みというほどではないのだが、子どもの睡眠時間や昼寝について、最適な寝かせ方はどうなのかが気になっていた。そこで、国内外の研究報告などをいくつかまとめてみたので紹介したい。

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 厚生労働省は2014年3月に「健康づくりのための睡眠指針2014」を公表しているが、記載があるのは10歳代以降で、子ども、とくに乳幼児に関しての記載は見当たらない。乳幼児の睡眠に関しては、まだ指針が示せるほどの研究成果がないのだ。ちなみに海外ではどうかというと、アメリカの国立睡眠財団や睡眠医学会では、適切な睡眠時間として▽乳児(11カ月~3歳)では14~15時間▽1~3歳児では12~14時間▽3~5歳児では11~13時間を推奨している。
 では、日本の乳幼児の睡眠時間はというと、沖縄県・名桜大学の金城教授の報告によると、3歳~5歳児の睡眠時間は約9時間となっている。推奨されている睡眠時間からは2~4時間不足しているが、国際比較した研究によると、アジア系の子どもは欧州と比べて睡眠時間が1~2時間ほど短いことが報告されている。ただ、同じアジア系でも、日本・韓国は短く、フィリピンやベトナムは日本よりも1時間以上長いそうである。なお、日本では、0~3歳の未就園児は、就園児よりも就床時刻が遅いことがわかっている。3歳を超えると保育園や幼稚園に通う子どもが多くなるので、規則正しい生活になることが多いというわけだ。
 十分な睡眠時間を取らないと、心身に影響が出そうだということは想像に難くないが、カナダの睡眠障害センターの研究者らによると、短時間睡眠は多動性(じっとすることができず落ち着かない)のリスクを増加させることが確認されている。また、アリゾナ大学の研究者らによれば、睡眠時間が7.5時間以下の6歳~12歳の子どもでは、5年後の肥満リスクを増加させるほか、うつや学習問題のリスクも増加すると報告している。
 前掲の金城教授の研究では、睡眠時間や昼寝時間、睡眠潜時(就床から入眠までの時間)と子どもの状態(不定愁訴)との相関についても報告しているが、「朝の寝起きが悪い」「気分にむらがある」「落ち着きがない」「保育園に行きたがらない」子どもは、就寝時間が21時~22時の間に就寝している子どもより、それ以外の時間に就寝する子どものほうが多いことが確認されている。
 また、昼寝の時間については、3歳児は「2時間以上」が47%と最も多く、4歳児・5歳児は「1時間未満」がそれぞれ41%、63%と最も多かった。2時間以上の昼寝をする子どもは4歳児で33%、5歳児で19%みられたが、長時間の昼寝は睡眠潜時に影響を与えなかったほか、「就寝時間が遅くなる」「目覚めが悪く睡眠行動に影響する」ということもなかったとのこと。
 これらの結果から金城教授は、子ども(3歳~5歳児)の睡眠は▽21時から22時までに就床する▽午前7時前後に起床する▽9~10時間の睡眠時間を確保する▽昼寝は1時間から1時間半程度とする▽睡眠潜時を30分以内――とすることが重要だと示唆している。
 筆者の子どもは2歳なわけだが、やはり10時間程度の睡眠時間は確保すべきだろうということがうかがえる。昼寝もしたほうがよく、1~2時間程度がよさそうだ。

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