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【歯槽膿漏・歯肉炎・口内炎に】ロート製薬「ハレス口内薬」新発売 [薬]

 歯槽膿漏薬「ハレス口内薬」(第3類医薬品)が3月21日に新発売される。組織修復成分「アラントイン」と止血成分「カルバゾクロム」が配合された、国内初の歯槽膿漏薬とのことで、歯肉炎や口内炎の治療薬としても使用できる薬となっている。

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 「ハレス口内薬」を販売するロート製薬は3月2日、興味深い研究結果を発表している。それは、ハッカ油が歯根膜線維芽細胞の増殖を促進する効果を持つことを発見したというもの。歯根膜は、歯と歯槽骨の間にある組織で、歯と歯槽骨を強く連結することで歯がぐらつかないようにしたり、噛むことの衝撃を緩衝したりしている。この歯根膜は、約60%がコラーゲン線維でできて、線維芽細胞から合成される。今回のロート製薬の研究では、ハッカ油が線維芽細胞の増殖を促進することがわかったというもので、歯根膜が再生する可能性を示唆したものだ。
 また、ロート製薬の研究では、「カルバゾクロム」も、歯根膜のコラーゲン産生を促進するほか、コラーゲン分解を抑制する酵素の産生を促進することも確認している。試験方法は、培養した線維芽細胞にハッカ油もしくはカルバゾクロムを添加して、細胞数やコラーゲン数を測定したものなので、実際にヒトの歯根膜に塗布した試験ではないのだが、大きな可能性は示唆したと言えるだろう。
 この歯根膜は、歯周病の病態に大きく影響する重要な存在なのだ。歯周病が発症すると、歯周ポケットができて、細菌の固まりである歯垢が歯根膜を溶かしてしまい、歯周病が重症化していく。歯周病が重症化すると、フラップ手術をして歯垢や歯石を取り除かないと、最終的に歯が抜けてしまうのだ。最近では、歯周膜を含めた歯周組織を再生する治療法として、一部の大病院で「先進医療」が行われている。また、昨年12月には、世界初の歯周組織再生医薬品として「リグロス」が発売された。
 「ハレス口内薬」は、歯根膜を再生することが示唆されたハッカ油と「カルバゾクロム」を含有した一般用医薬品だ。パッケージにも“本来の強い「歯ぐき」へ「再生」サポート”と記載されているぞ。薬は密着ジェルになっていて、歯肉炎・歯槽膿漏には、歯みがき後に歯ぐきに塗りこんで使用するとのこと。価格は15g入りで1500円(税抜)だ。
ハレス02.jpg

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