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【酒で赤くなる人必見】骨粗鬆症による大腿骨骨折が起きやすい [健康]

 歓送迎会にお花見とお酒のシーズンですね。お酒を飲むと顔が赤くなる人はいないでしょうか。そんな人はちょっと要注意かも。お酒を飲むと赤くなりやすい人は、骨粗鬆症による大腿骨骨折を起こしやすいという研究が報告されたのだ。

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顔が赤くなりやすい人は4割
 慶應義塾大学医学部整形外科学教室の宮本教授らの研究で、お酒を飲んだ際に赤くなりやすい体質の人は、赤くならない人に比べて2.48倍ほど骨粗鬆症による大腿骨近位部骨折を起こしやすいことがわかったとのこと。
 お酒として飲んだアルコールは小腸から肝臓に送られ、アセトアルデヒドに分解される。このアセトアルデヒドは有毒な物質なのだが、ALDHという酵素によって無毒な酢酸に分解され、最終的には水と二酸化炭素になり、オシッコや吐息とともに体外に排出される。アルコールが体外に排出されるまで、ビール1本で3時間かかると言われていて、それ以上のペースでお酒を飲むと分解が追い付かず、有毒物質のアセトアルデヒドが体内に溜まってしまう。これが、顔面紅潮、頭痛、吐き気、嘔吐などの原因なのだ。ALDHは1型と2型があるのだが、普段お酒を飲んで働くのは2型のほう。しかし、日本人などのアジア系人種には、生まれつき2型の働きが弱い人がいる。これらの人が、「顔が赤くなりやすい人」もしくは「下戸」となるのだ。日本人では「顔が赤くなりやすい人」は40%、「下戸」は4%いるとの報告もあるぞ。ちなみに、お酒を飲んで顔が赤くなることを「フラッシング反応」とも呼ぶ。

ビタミンEで骨折回避
 このALDH2型にも、いろいろなタイプ(多型)があり、なかでも顔が赤くなるタイプにはrs671型が多いことがわかっている。慶應義塾大学の研究では、このrs671型に着目。大腿骨近位部骨折患者92名(骨折群)と、大腿骨近位部骨折を起こしてなく骨粗鬆症でもない患者48名(正常群)のDNAを採取し、rs671型の保有率を比較したところ、骨折群のrs671型の保有率が高く、rs671型の保有によって骨折のリスクが2.48倍高くなることが明らかとなったのだ。
 慶應義塾大学のエライところは、ちゃんと対策も提案しているところだ。ALDH2型の働きが弱く、アセトアルデヒドが増加すると、骨芽細胞にも機能障害が生じる。骨芽細胞は骨を作っている細胞で、この機能が障害されると骨粗鬆症になって骨折しやすくなるのだが、アセトアルデヒドによる骨芽細胞の機能障害は、ビタミンEで回避できる可能性があるとのこと。まだ試験管実験のレベルなのだが、骨折予防に期待が持てる結果だ。
 なお、ALDH2型の働きが弱い人がお酒を習慣的に飲んでいると、食道がんなどの発生リスクが高くなることがわかっている。顔が赤くなる人は、飲酒量や飲む頻度を少なくすることが必要だ。
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